「すべてのWH型原発は廃炉にすべきだ」
(2017.2.10 東京新聞)
伊方原発がある愛媛県の佐田岬半島は、東西およそ40キロの日本一長い半島で、日本三大地すべり地帯の一つです。原発の北側(瀬戸内海)5~8キロには中央構造線断層帯(活断層)が走っています。
民間規制委の規制勧告書の基礎となっているのは、過去に起こった事故の原因を究明し、教訓を学ぶことです。それらの事故についての優れた解説書として、槌田敦著「エネルギーと環境―原発安楽死のすすめ―」(1993)がありますが、現在入手困難となっています。
九電、四電に出した規制勧告書に関連し、加圧水型原発の代表的な事故であるスリーマイル島(TMI)原発事故(1979年)、美浜原発2号機事故(1991年)の部分を同書から抜粋しました。ダウンロードしてご活用ください。